2017年度 第2回 実用英語技能試験 最終結果発表~1点の重みを知る~近いようで遠い英検1級合格の壁~
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みなさんこんばんは。高上代表佐藤一行です。 英語の勉強は順調ですか? 次の英検への対策は抜かりないですか? 英検は大学受験と違って年に三回もチャンスがありますから、今回駄目でもまた次を目指せばいいのです。 個人的には、仕事が目まぐるしく展開し、なんとか一日一日をきちんと過ごすことだけで精一杯です。12月の予約待ちの方も、冬期講習待ちの方もいますので、私が12月から指導できる生徒にはすでに限りが出ています。 逆に今私が指導している生徒に関しては、辛い思いなど決してさせたくありません。
2017年度、第二回、実用英語技能試験(通称英検)の最終結果が出た。
私の部下である倖田の結果報告を受けましたので、包み隠さずここで発表したいと思います。 結果 不合格 601点 合格点 602点 各項目得点(全て10点満点。二人の面接官が5点満点でつける) short speech 6点 interaction 7点 grammar and vocabulary 6点 pronunciation 6点
倖田から
<敗因分析> short speechの勉強不足。代表による分析
私は合格と踏んでいましたが、まさかの1点差で落ちてしまいましたね。 私の予想ですが、外国人面接官は、すべての項目に3点をつけています。 そして、日本人試験官ですが、interactionの項目で4点をつけていますね。前回の話を見るに日本人の試験官の質問に対し、ゴッホに関して具体例を出して応答しているので(こちら)、そこが加点されたんだと思われます。 本当にあと一歩でした。合格最低ラインが浮き彫りになる。
今回倖田が頑張ってくれたおかげで、高上の合格点の最低ライン予想(こちら)がより明確なものとなりました。 最低ラインは、7、7、6、6の26点です。 ほぼ間違いなく最初の2項目、short speechとinteraction の方が得点に与える影響は大きいですから、そのうちのどちらかで7点を取れば、あとはほかで一つ7点をとれば残りが6点でも合格となる算段です。 よって4つの項目順番に、6、6、7、6だと601点より低い点数で落ちますが、6、6、7、7だと受かるはずです。7、7、6、6の場合は、6、6、7、7よりも高い点数が出るでしょう。 (ちなみに高上の合格者第一号は、8、8、8、8だった。練習したこともない結婚についてのトピックを選んでおきながら)ではどこで伸ばすべきか?
一にも二にも発音です。 倖田はまたポイっと言ってしまいましたが、英語は言語なので発音が悪いと、何を言っているか分からず、他の点数も伸びません。 実際、高上の合格者第一号は、日本人の割にかなり発音がよく、普段私も指導していて何を言っているのか聞き取り易く、改善点も述べやすかったのです。 また英検1級は今や、international schoolに通うバイリンガルの子どもたちもどんどんと受けてくる試験。 そういうところに通う生徒さんには、単に 「英語が第一言語で、全く訛っていない生徒も存在している」 ので、普通に日本で英語を勉強しているだけの日本人のなまりの強い英語は、面接官には印象が悪いでしょう。 そうは言っても英語の発音の勉強など独学ではそうそう簡単ではない。 教材として、高上ではamerican accent trainingをお勧めしています。speech 暗記の注意点。
倖田は次に向けてspeech暗記に励むようです。模範解答を暗記するつもりのようです。 ただ、これも本当はあまりお勧めできないのです。 英検の採点項目には載っていませんが、 「自分の意見を英語で言えるか?」 との視点は間違いなく採点基準に設けられており、旺文社の作ったspeechの暗記の場合、そうであると簡単にばれる可能性が非常に高いのです。 よってspeech暗記作戦の場合、自分で英作文をして、それを暗記するようにした方が成功率は高まります。終わりに
私が英検1級を取ってから、早いものでもう10年の月日が経とうとしています。当時の私ではとてもではないけれど、指導しきれなかったであろう、帰国子女や、international schoolに通っているお子さんが最近はとても増えています。 ただ今の私には、そういう生徒さん相手にもまだまだ余裕があるのも事実です。 自分でこの10年を振り返ってみたら、結局は言語である以上、音声的な蓄積、さらに言ってみれば臨界期仮説に正対してきた10年だったと言えます。 まだまだ臨界期仮説の反例になどなれそうにはないけれど、私の英語能力は日々伸び続けているのは自分が一番よく実感するところです。 来年は高上にさらに集中できますので、私の英語能力もさらに飛躍できることでしょう。 自分の能力の高上を実感できる。辛いことは多々ありますが、それは私の人生における、一つの大きな喜びです。本気で英検1級を目指すなら、プロに習ってみませんか?

「質問内容が分からない」「時間が足りず全て解けなかった」は単語の暗記が足りていない証拠。
ターゲットや過去問題で英語はたくさん見てきても、試験本番でその単語が分からなければ覚えられていないという事と一緒です。 とは言っても今からまた全てを復習しなおすのも時間がない…というのが受検者の本音です。 高上では単語の成り立ちから教えますので、「pre」から始まる単語が「前」という意味を理解して単語を覚える事ができます。 「pre」「post」「en」「vac」「de」の意味も何も知らなかった私が、英検1級を合格するまで苦労した結果生み出した勉強方法です。 高上の体験レッスンを受けた方より「ここまでして初めて単語を暗記したという事になるんですね」という声を良く聞きます。 あなたはどんな問題を出されても単語から文章の意味を理解し、きちんと答えられていますか?文法だけにとらわれない、英語の感覚を伝えられる独自の学習方法
言語によってSVOCの配置順が異なります。ましてや日本語でさえSVOCがバラバラでも何となく意味が伝わります。SVOC化有
英語:出題文
↓
日本語:出題文をSVOC化
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日本語の文法に直してから意味を解釈
↓
英語で回答
高上独自のメソッド
英語:出題文
↓
英語の文法のまま単語から意味を解釈
↓
英語で回答
授業のスタンスが受動的でなく能動的
一般的な塾の指導は教科書通りの順番で一方的に先生が話して進めていく受動的なスタイルですが、高上は違います。 教室は1対1での指導ですし他の生徒の声が聞こえない環境です。集中力が高く保てる環境で学習する事ができます。そして日本人独特の「間違えたら恥ずかしい」というような事も、他の生徒に聞かれることがありませんので自信をもって発言することができます。まずは一度、体験レッスンにお越しいただきあなたの目でお確かめください。
先生との相性、どのような授業のスタイルなのかを知っていただいてからお申し込みをお願いしています。 「こんなはずじゃなかった…」と後悔してほしくない想いがありますし、自信をもっておすすめするクオリティです。
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カテゴリ:倖田の英検1級奮闘記
タグ:聴解力,英検1級 二次試験,話せない