甘い言葉には裏がある。


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毎年の事だが、4月から俺のもとを去っていく学生は少数だが確実にいる。

単語の暗記の重要性をしつこいくらいに言うし、実際に必要な勉強についても厳しめに指導するからだ。 毎回会うたびに単語の暗記をしているか尋ねるし。 根性のない生徒は、そこで煙たがり俺のもとを去っていく。 俺はどうぞどうぞと全く意に介さない。 身の丈にあった大学をめざし、4月に俺に言われた時点で言うとおりに勉強していたら、一日4~5時間も英語に時間をかけなくたって、せいぜい1~2時間で確実に力はつけられる。 それでもそういう生徒は俺のもとを去っていき、もっと耳触りの良い言葉を言う講師のもとに行く。 単語は今はまだ覚えなくてもいいよとか、推測できるよとか。 しかし覚えておいてもらいたい。

甘い言葉には裏がある。

今年も俺のもとを去り、あーバカだなぁって思っていた生徒が、10か月程度も勉強をし続けて、あの程度のセンターで失敗していた。 甘い言葉を信じたつけが回ったのである。

繰り返すが単語の暗記は絶対に必要である。しかし大学受験というレベルに制限のある試験の場合、必要な単語数は必ずしも多くはない。

それを証拠に俺は、受験の英文を読んでいて、いつも同じ単語ばかり出てくるから、時としていびつな英文だなぁとの印象を受ける。 英語とはもっと表現に富んだ言語なのだから。 酷い生徒は今の時期 「~さんは(俺以外の人)この単語帳はしなくていいって言いました!!」 とか言ってきたこともある。 呆れ返って 「俺は、自分の言うことに責任は持つが、他人の言うことには一切責任を持たないよ」 と言い返すこともしなかった。 正直な話、俺のもとを去って行って成績が上がらなかった、もしくは下がった生徒ならいくらでもいるが、

俺のもとを去っていき、劇的に成績が上がった例など一例たりとも見たことがない。

それもそのはず、単に英語的にはからっぽの頭に単語を入れているんだから。そして単語の暗記が嫌な学生は、それをまた放棄するのだから。

単語を覚えるだけで合格できるとは俺は一度も言ったことがないが、第一条件である英単語の絶対的暗記量が少なすぎては話にならないのだ。

甘い言葉を鵜呑みにして、無駄な努力をし、あの程度のセンターで失敗した学生には反省を促したい。

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