迫りくる難化の波。リスニングを伸ばすことは毎日のたしなみ。2018年第三回実用英語技能試験


公開日:
みなさんこんばんは。高上代表佐藤一行です。   早いもので、もう新年も明けて二月になってしまいました。 前にこのサイトのブログを書いたのももう去年の11月の話。 まる三か月ほど何も書いていなかったわけで。   まぁこのブログを楽しみにしている人などいるわけもないだろうからいいだろうとか言わずに、本日は少し最新の英検に関して気になることがあるので述べておきます。  

➀リスニングの難化。

以前英検準1級のリスニングと言えば、そこまでむつかしいものでもありませんでした。若い学生の中には帰国子女ではなくても、それなりに訓練をするだけでかなり高得点を取る学生もちらほらと。 しかし今回のリスニングの内容を聞いてみるに、英検協会の意図がくみ取れるような難易度になっていると感じたのは私だけではないでしょう。  

②どのような出題だったか?

例えばこんな感じです。 「引っ越すんだってね。」 「そうなのよ。」 「アパートを買うの?」 「買うのは高いから、まずは借りるだけにしようと思って。」   そうです。やや内容が込みいているのです。

③なぜ内容が単純ではなくなってきたのか?

私が思うに今までの英検ではリスニングが試験の難易度的にかなり簡単であったからだと思われます。 新傾向の英検になってから早もう3年近くたちます。表面的には三つの技能、reading writing listening すべてである程度点数が取れなければ不合格になるとは言われていました。 ただ実際には、リスニングが大幅に高いため、他をカバーして合格した例 はかなり存在していたのです。

④内容をむつかしくすれば、帰国子女でもそう簡単には受からない。

帰国子女だけに有利な出題にしては、何のための英検か。その意義が揺らいできてしまいます。 みなに試験として機能しなければならない。 それならば、日本にある現象を英語で話し、ややねじりを加えればよい。 実際、帰国子女と言っても私は職業柄かなりの人数を見てきましたが、全然力量は違います。

⑤そもそもリスニングの形式は不自然な形式である。

みなさんは、リスニングの形式について、違和感を覚えてことはないでしょうか? 決定的に、普段の日常会話とは違うことが一つあります。 普通は我々はしゃべっている人間の顔を見て判断するのです。

⑥そもそも人間は顔で判断する。

「バカねぇ」 と一言言われても、まったく気にも留められなかった好きな女性に言われたら喜ぶ男性はいるでしょう。 ただ嫌いな相手に言われ、表情がいかにも見下し軽蔑するような表情であったら、それはかなり不愉快でしょう。 結局我々は普段相手の表情から多くを学び取るのであって。 そして唯一日常でも、若者を中心に、相手の表情がが見えない会話があります。 なんだかお判りでしょうか?

⑦携帯電話では相手の顔が見えない。

でんわで話すとき、もちろん今どき携帯電話くらい、老若男女問わず持っている人は多くみな、長電話をしている人も多いですが、そもそも思い出してみてください。 母国語である日本語で話している時でさえ、携帯電話ではある程度音波がよくても、聞き返すことは多いと思いませんか? 聞き取れてないことが多いと思いませんか?  

⑧結局は顔が大事。

だからこそ、相手の顔をみて英語を理解する訓練が必要なのですが、試験の特性上それは未だなしとげられていません。ハリウッドには売れない若手俳優志望がたくさんいますから、優れた顔つきのリスニング教材を作るのはそんなに難しいとは私には思えません。  

⑨ではどうするべきなのか?

やはり毎日英語を集中して聞く。これに限ります。 今回難化と言いましたがそれはあくまで準1級を受ける受験生のレベルを考えた場合の話。英語を生業にしている私にとってはやはりそうむつかしい内容ではありませんでした。 言語感覚によるものもあるのでしょうがやはり毎日英語を欠かさず聞いているからであって。 結局は本人が毎日英語を聞かなければならないのです。

⑩時間はどれほどにすべきか?

本当は最低1時間と言いたいですが、それだと続かない人も多いでしょうから、とりあえず30分を半年とでもいっておきましょう。 ただし、ここで断言しておきますが、たかだか毎日30分しか聞いていなのであれば、結局は毎日たったの30分聞いた分くらいの力がつくので関の山なのです。 英検準1は履歴書にも欠ける資格と言われており、英検二級とは毛色が違ってきます。 それなりに価値のある試験です。 そういう価値のある試験を、昨今巷にあふれているようなやれこれをやるだけで英語が劇的に~とか一日10分からでいいだとか、そんな胡散臭い宣伝文句を信じる方が図々しく、本人の怠慢も甚だしいというもの。 そもそもそんな本を書いている人間に果たしてどれだけ英語の力があるのかも疑わしいと私は思います。 世渡りが上手いだけで大した英語の力もないのに、売ってお金儲けをするために本を出した。 訝しく思わずにはいられないのです。

⑪努力は実らせるもの。

私に言わせれば、世の中腐るほど無駄な努力はあって、実は努力を人知れずしている人もそれなりにいて、そうやって人知れず本人なりに頑張って努力をしても、結局涙を呑んでいる人もかなり存在しているのです。 そうやって努力をしている人の中でさらに選抜に受かっていくには、それ相応の方法と、それ相応の気持ちを持ってもらいたいものなのです。   高上代表 佐藤一行        

関連記事



カテゴリ:
タグ:,



関連記事