2017年度 第一回 実用英語検定 1級 二次試験 実況
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みなさんこんばんは。高上代表佐藤一行です。 このまま眠ってしまえば、次にこの記事を書けるのはいつになるだろうという思いから、眠いのを我慢して、最新の英検の二次情報をお送りいたします。 あと、寝てる間にネットでの動きがあって、どんどん見てる人がいるとか、関係ないですが通信販売がどんどん郵送されているとか、私はなんか好きなんですよね♪
7月2日は、英検の二次試験があった。
日にち変わって昨日になりましたが、7月2日(日曜日)に、英検の二次試験がありました。 私の生徒ではないですが、午後の部に関して速報を頂いたので、それを掲載するのですが、やはり今回も英検協会の思惑が少し見て取れる出題もあったのかな?と思いますのでそちらを先に少し述べておきます。過去問を振り返ってみる。
これから速報を載せる受験者は、過去問をかなりきちんと研究している方です。彼女の試験は午後の部であり、選んだトピックは, multiculturalism (Do advantages of multicultural societies outweigh any disadvantages?) についてでした。それでは過去を振り返ってみると……。 2010年 第一回 に以下の出題があるのが分かります。- Is multiculturalism in society a good thing?
今からもう7年も前ということなかれ
7年も前の過去問を勉強していられないと思うかもしれませんが、普段英語を話す機会などなく、日本国内にいる受験生が、英検1級に合格しようと思ったらこれくらいは当然の努力なのです。 そして、スピーチを即興で作って合格をもくろむ受験生は、即興のスピーチのレベルが、他の受験生の作り込みのスピーチと同じくらいのレベルに達しなければいけないと肝に銘じておくべきです。 私は何も即興スピーチを否定するわけではありません。現実問題のレベルの提示をしたかったのです。 それでは、頂いた再現を多少修正して掲載いたします。
2017何度 第一回 実用英語技能試験1級 午後の部 多文化主義に関する再現
Do advantages of multicultural societies outweigh any disadvantages? I believe advantages of multicultural societies do outweigh any disadvantages.I have some reasons for my opinion. Certainly, differences of cultures and languages can cause many problems. For example, in a workplace, such differences can annoy both workers and employers. However, advantages do outweigh disadvantages. First, we can learn a lot of things about the world by communicating with people from other countries. By doing that, we can get a deeper understanding about human nature. Secondly, there are so many conflicts and war around the world. As a result, too many violations of human rights continue to occur. To guarantee our basic human rights, communicating with various people around the world is very effective. Finally, there are too many political issues around the world today. To solve these problems, we make every effort side by side. For these reasons, advantages of multicultural societies do outweigh any disadvantages. Of course, cultural differences cause many problems,(時間切れだが、両試験官:Please wind up.) We can overcome obstacles. Thank you.
総観
これが試験官にきちんと伝えられていたのであれば合格は固いでしょう。しかし、結果はどうなるかまだ分かりません。きちんと言えたと思っても思わぬ低得点に泣かされることもあるのが英検1級の二次試験。 それでもやはり相手に言いたいことをきちんと伝えられているかどうか。言っている内容が論理的で、表現が正しかなど、基本的なことを評価されていることもまた事実。 やみくもにがんばって、英語を話せるようになるというのは雲をつかむような話かもしれませんが、二次試験に関して言ってみても、これを読んでいる読者の方に努力の方向性を提示出来たら、それはまた一つ有意義なことなのかな?と、自分に言い聞かせながら、本日はゆっくり自分を休ませてあげようかと思います。 疲れて強張った体と、張りつめていた糸が、ぷつんと切れることなく緩んでいっているような心、そして、この二日間、あわせて私を5000円分ほど地下鉄に載せてくれた気さえする、二枚のくたびれたドニチカ切符に感謝を持って。関連記事
カテゴリ:英検
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