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公開日:2020年11月27日
最終更新日:2020年11月30日

IELTS奮闘記高上所属の英語教師Yです。高上では高校生に英語を教えています。英検1級に合格しておりますが、英語学習のモチベーションを保つために半年に一回ほど資格試験を受験しています。今回は3週間前にIELTSを受験しましたので、そのふりかえりの記事です。

2年前の試験の振り返り記事もあります。こちらです。

2年前受験した際の記事です。

目次

  • IELTSについて
  • 結果と2年前の試験との比較各セクションの振り返り
  • おわりに~対策と今後

IELTSについて

IELTS(アイエルツと読みます)は国際的に有名な英語能力試験で、リーディング、ライティング、リスニング、スピーキングの4技能が計測されます。私は2年前に初めて受験し、今回は2回目でした。

IELTSとは、世界で年間300万人が受験する、世界最大級の英語能力判定試験の1つです。IELTSにはアカデミック・モジュールとジェネラル・トレーニング・モジュールの、目的が異なる2種類があります。前者は、主に英語で行なわれる大学・大学院の授業や入試に対応できることを証明するために使われます。受験者は英語圏の大学へ留学・入学を考えている大学生・大学院生がメインだと思います。後者は、英語圏で働く、またはオーストラリアなどへ移住申請する場合に用いられています。今回私は、アカデミック・モジュールを受験しました。

IELTSのテストには、リスニング・リーディング・ライティング・スピーキングの4セクションがあります。リーディングとライティングに関しては、上記2つのモジュールで異なる問題が使われます。

テスト結果は、4技能についてそれぞれ0(非受験)〜9(エキスパート・ユーザー;英語のネイティブスピーカーと変わらない英語運用能力保持者)の間で、0.5刻みのバンドスコアとして評価されます。これに加えて、総合評価のバンドスコアも存在します。英語圏の大学に留学する場合では、条件として総合評価のバンドが6.0〜6.5、ということが多いです。

テストは、TOEFL-iBTのように、インターネットを用いて行なうものではありません。また、単語を選択肢から選ぶ、文法のみを問われる設問はありません。4技能のテストの中で、どれだけ難しい単語を知っているか、複雑な文法を理解しているかをアピールする必要があり、実践的な英語能力が問われる試験だといえるのではないでしょうか。

以上、2年前受験時の記事より引用

試験会場入室前に指紋認証がある、試験会場に持ち込めるものは、鉛筆、カバーをはがした消しゴム、ラベルをはがした透明な容器に入っている水のみと、大変厳格な試験です。すべて解答用紙に手書きするスタイルです。

今回の結果と2年前の試験との比較

今回の結果(前回の結果)です。

—                                              

Listening             7.5 (8.0)

Reading               8.0 (6.0)

Writing                6.0 (6.0)

Speaking              6.0 (5.5)

Overall                7.0 (6.5)

でした。

結果の第一印象は、「リーディングが予想以上に高くてビックリ」「思った通り、ライティングスピーキングは全然伸ばせていないなぁ」というものでした。

ではセクションごとに振り返りを行います。

ライティング

試験は、まずライティングから始まります。ライティングは図表を150字以上で説明する大問1(20分)と、自分の意見について250字以上で述べる大問2(40分)に分かれています。今回受験した回では、欧米3か国の高齢化率の30年間の推移について説明すること、もう一つのテーマはわすれてしまいました。

今回の大問1ポイントとなるだろうな、と感じたことがあります。それは、グラフは高齢化「率」について書いているのであり、決して高齢者「数」ではないという点です。the number of people who was 65 years old or older と表現すると、グラフを正確に説明しているとは言えずかなり減点されてしまう可能性すらあるなと思いました。実は解答を書き進めているときに気づき、かなりヒヤッとしました。

グラフ自体は難しいものではなく、(当然のことながら)過去30年で3か国すべてが増加しているので、どれくらい増加しているのか、3か国の順位の変動などに触れながら説明すればよいものでした。どれだけ勉強してきたかがものを言う設問だったと思います。

リーディング

テレビ広告がこどもに与える影響の大きさについて、オーストラリアの美術について(内容を理解することにかなり苦しんだ)とあともう一つ、合計3つの文章がありました。解答時間は60分です。

実は、解いているときから手ごたえは感じていました。何かテクニックを使うまでもなく、設問を読んでから文章を頭から読み進めていくという方法で最後まで解答しました。前回は本当に時間がなかったということがとても印象に残っていましたが、今回は最後すこし時間があまるほどはやく解き終わりました。文章を読むスピードに加え、内容を理解する能力もアップしたことが今回の好成績につながったと感じています。

リスニング

IELTSのリスニングの大きな特徴だと思っていることは、ディクテーション問題がかなり多い点です。問題用紙には聞こえてくる文章の要約が書かれており、穴あきになった部分の単語を解答します。聞き取れるか、という能力に加え、スペル、時制、複数形気を付けることが多く、難しいです(英語力を調べる、という目的ではとても良いと思いますが)。実際に今回の試験でも、解答欄30のうち2-3割は単語を解答するものでした。

前回受験したときは、ベルリンBerlin、兵士soldier、そして恐竜!(dinosaur) など、普段は使わないような、スペルも難しい単語が出題された印象がありました。しかし今回はスペルで悩むような問題はあまり多くなく、全体的に平易であったと感じました。

スピーキング

外国人の試験監督と1対1で会話を交わします。試験内容は

出生地や職業、勉強について簡単な会話(約2分)→2分間スピーチとスピーチの内容についての質問(約3分)→より抽象的なテーマについて質疑応答(約5分)という流れです。

求められることは、英語を話す能力・聞き取る能力、(語彙力、時制、文法など)に加え自分の意見を相手に論理的に伝える、ということがあります。

はじめの会話のパート。問われたことに2-3文ほどで簡潔に答えればよい問題です。基本的には「Yes/No + その理由」という構成で解答できます。しかし実際の試験で「今の大学での専攻を選んだ理由」を問われ言いよどんでしまう、そして今思えばこれをきっかけにかなり動揺し以降の質問、セクションにも影響を及ぼしてしまったように思います。「主に新聞のどのページを読むか」との質問になんとなく「politics」と答え(実際は主に社会面を見ています)、その理由があやふやになるなどうまく解答することができませんでした。

次のスピーチのパートは「汚染pollution」についてでした。事前に1分間時間が与えられ、スピーチの内容についてメモをつくることも可能です。このパートではなるべく多く、話し続けることが重要だといわれています。私は、シンガポールの大気汚染について話しました。2年前の試験では、メモの内容が尽きたあとほとんど話すことができなかったのですが、今回はメモの内容が尽きても話し続けるということはできました。しかし少しテーマとはずれたことを解答してしまったかもしれません。

最後は質疑応答パートです。「新聞を読むことは重要か」など、自分の意見を論理的につたえる必要があります。このパート、全然うまくいきませんでした。原因としては、質問されたことへの解答をあまり考えないままに話し出してしまったことです。もちろん質問を聞いたあとずっと考えているわけにはいきませんが、結果として論理性のない答えに終始してしまったと思っています。

まだまだスピーキング力が語彙、文法あらゆる点で足りていないと感じるとともに、自分の意見を伝えることの難しさ、というものも感じました。

今後について

私は、リスニング力はあるとは思っていましたがそのほかの技能についてはそこまで得意だとは思っていませんでした。しかし今回リーディングでかなり良い成績を出すことができたので、今後の自身にしていきたいです。実は、IELTSに向けてかなり対策を^^行ったというわけではありません。もちろんIELTSに向けた英語の勉強もある程度は必要ですが、それよりどれだけ英語を勉強しているかということが問われます(特にディクテーション問題はそうだと思います)。

そして、今回効果があったと思われる「毎日ある程度の長さの英文を読む」ということを続けるとともに、それをスピーキング、ライティングでもしていけたら、と思います。

ありがとうございました^^

この記事の著者

一行
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英語指導者。そしてそれはまた英語学習者でもあるということ。国内において、日々臨界期仮説に正面から向き合う。札幌市内全域。特に、札幌周辺、大通り、丸山近郊にての英語指導が可能。
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