SVOC。英語学習経験者なら、誰もが耳にする言葉でしょう。実際に多くの辞書などで使われています。

しかし私はそもそも、英語をこれらの記号を使って分解することにとても懐疑的です。

土台にあるべきことはリスニングであり、音声的な蓄積でなければなりません。それを英語を分解して理解にいたろうとしても、結局は音節がどこできれるのかわからず、意味など取れないし、さらに端的に言ってしまえばとても遅いのです。

例をあげましょう。

The man searching for the ring has just gone crazy becasue there is no clue.

この英文を読む時に、いちいち

The man~ring までが主語でVであり、has と goneの間には副詞(M)~が入っていてなどなどと事細かに考えている時間は、80分もの長時間を与えられているセンター試験においてもありません。

英語を音声で学んでいたら、どこが切れるのか、どんな意味であるのか頭から理解できるのです。

いえ、SVOCを一概に否定するものでもありません。実際に多くの塾や予備校講師がそれを用いて英語を指導しております。成績が伸びる生徒もいるからこれだけはびこっているのでしょう。

しかしそれも単語レベルが低く、いびつな形式に伴って、多くの試験時間が確保されてい(共通テストにしてもあの分量で80分はかなり試験時間は長い)受験英語に限っては、の話。

TOEICやましてやTOEFLなどでは全く通用致しません。

そもそも、驚かれるかもしれませんが、5文型なるものがはびこっているのは現在の日本の受験業界と、一昔前の韓国の英語業界くらいなもので、アメリカの文法学者でさえ、英語の文を5つに分類しようなどとは思わないのです。

もちろんアメリカ人は5文型など知りません。

それに対して、5文型の有用性を示すには、それを通して学んでいる日本人の英語能力の高さを示さなければいけませんが、TOEFLのスコアを見るだけでもいかに日本人の英語能力が平均すると乏しいのかがよくわかります。

高上では、英語を5つに分類したりは致しません。SVOCも出てきません。英語の流れをより重要視しています。