メイド喫茶の店員さんへ。TOEICの勉強法を教えましょう。


公開日:

先日、良く通っているメイド喫茶のメイドの一人にTOEICの勉強法を聞かれた。

一滴の酒も飲まずにすでに酔っぱらっていた私は、「あとで答えるね」と言っておいた。

その「あとで」がキタということだ。

もう今から二年前に満点を取っている私は、今後の人生においてTOEICなど二度と受けることはないだろう。それでも、巷で言われているTOEIC対策よりは、幾分効率の良い方法を伝えられるかと思う。

 

①英語の核を作れ。

よくTOEICの点数を高めるために、むやみやたらと大量の問題集をこなそうとする者がいるし、そんな非効率な学習法を推奨しているサイトも散見される。それはそれで点数は伸びるが、いびつな形態の英語であり、その内容は虚構ばかりがはびこるTOEICの練習問題を人生の貴重な時間を割いて、膨大に解きまくるというのは、英語学習の観点からはあまりに無味乾燥であり、効率も悪い。

現に私は、満点を取る直前も毎日TOEICの問題自体は10分程度しか解いていなかった。リスニングは満点を取れていたし、readingはややむつかしめのトリプルパッセージ問題を少し解いていた程度だったように思う。

英語の核を作るのだ。

TOEICであればこのサイトで私の部下も紹介しているCNN10くらいがちょうどよい。一つの放送がたったの10分。

もちろんたったの10分で英語の核などできるわけはないので、本気で点数を取りたいのであれば、毎日5本程度は使う必要がある。

日本語字幕は必要ない。英語字幕を表示し、カールアズースのノリの良い声に合わせて自分の声に出してその表示された英語の字幕を読んでいくのだ。

これだけだ。

これを毎日1時間程度はこなすことだ。これを半年も続ければ、それなりにTOECIに対応できる程度の英語の核はできてくる。

②単語覚えろ!!私も昔ほど叫ばなくなっては来た。

TOEICテスト英単語ターゲット3000

などでよい。金のフレーズなどは売れてはいるし、実際に出題される表現は多く載っているのだが、フレーズ単位で英文になっていないため、私はあまり勧めない。公式の単語帳もあるが、あの程度ではまだまだ足りないであろう。

ちなみに昔私が使っていたのは今からもう15年も前に発売された

新TOEIC TEST頻出1200語スコア730レベル New Version対応

である。

こちらはレベル別になっているし、すべて英文なので非常に使いやすかった。何度もCDを聞くなり、音読するなりして徹底的に繰り返すことを進める。

今でもこの本を超えるものはないように思うが、例によって私の好きな英語の本はあまり売れていない。薄い本は私は大嫌いであり、とにかく重厚なものを好むからだ。

 

③リスニング対策。スクリプトを暗記せよ。

リスニングは、もちろん点数を高めるために生の英語を聞くことである。似たような表現が多く出るので、今まだリスニング単体の得点が300点くらいであるのならば、気に入った問題集を解いてみればよい。ただ、正直なところ、あの程度の問題で300点台の場合、上記の英語の核を作ることで簡単に力はつくはずである。

ただ、リスニングはどうしても苦手という受験生は、TOEICに限らず後を絶たない。その場合どうするか。

簡単な話、スクリプトを暗記してしまえばよい。どんな問題集にも、何を話しているのか、本に書いてあるので、それを音読して覚えてしまえばよい。これは実はTOEICのリスニング対策としてはかなり効率が良い。

残念ながらTOEIC以外にはあまり効果は期待できないが。とにかく手っ取り早く点数を取りたいのなら、スクリプトの暗記をお勧めする。

実用的な観点からは、非常に狭義な英語と言わざるを得ない等言うことは、裏を返せば、似たような表現ばかりが本番でも出てくるので。

④リーディング対策。好きな素材を読め!!

こちらも300点台であれば、別に問題集を解いていたら力は上がるが、私は先の理由からこの方法はあまり進めない。リーディングなのだから、好きな本を読めばよい。巷にはTOEICのレベル別で多くの英語文庫があふれている。

ただ、こういう勉強は、TOEICと異なる文体が使用されているため、非効率に感じるかもしれない。その場合は、単語帳を繰り返すでもよいし、頑張って英字新聞を読んでみるでもいい。

とにかくたくさん読むことだ。

問題集を解くというのは、実は読む量自体は少なくなるので、大幅な学力アップは短期間では期待できないものだ。好きな文章を読むから、集中してたくさん読めるというものである。

 

⑤公式問題集は使うな!!ハッカーズ語学研究所がお勧め!!

TOEIC L&Rテスト でる模試 リーディング700問 単行本(ソフトカバー) – 2016/12/29

など、かなり難易度が高いもともと韓国で作られているものをお勧めする。キムデギュンのメガ模試でもよい。

公式問題集をお勧めしない理由として、本番の方がかなりむつかしいことが往々にしてあるからだ。

公式問題集はまだ未受験の者も使うことを想定されてか、難易度は抑えられている。そしてTOEICは私が満点を取る少し前あたりから、どんどん難易度が上がっている’。今はさらに高いのであろう。

そうなれば演習も難しめのものを本気で取り組んだ方が良い。

練習で辛い想いをしても、本番で点数を取れる方が良いからだ。

私は本当にこれらのものを毎日10分程度しか解いていなかったが、もちろん本当の英語には本気で向き合ってきた。もしこれを読んでいる人で、毎日たった10分の勉強で高得点をもくろむなどといった甘い認識を持つ者がいるならすぐにその認識は捨てたほうが良い。TOEICといえど、もうそのような認識では通用しないのだ。

 

⑥終わりに。

TOEICは実用的か?と問われたら私は即座に否と答える。

いくらやっても話せるようになどならないからだ。

しかし、英語の学習が好きで一つの目標として行う、資格として役立てたいなど、勉強したいと言っている者を止めるつもりなどない。未だにTOEICのスコアで英語能力を図ろうなどという浅はかかつ恐ろしい判断基準を設けている会社は世の中にはあるのに加え、もっと根本的なことを言えば、そもそも学習も学問も自由なのだから。

それなりに役に立つ記事を書けたと思うから、合うと思えば、参考にするとよい。

この長引くコロナ禍において、若者たちの心が削られている姿を見ては、切なくなってくる。音楽のコンサートに行ってはたたかれ、路上でお酒を飲んではたたかれと、まるで悪人のように報道されているのには憤りさえ覚える。

今まで同じ日本人として、重症化しやすい高齢者のためにこれだけ長い期間そういう若者だって我慢してきたのに。もう限界だったんだろう。私は責める気になんて到底なれない。

若者こそ、これからの日本の未来そのものなのだ。

この記事をここまで一切飛ばさずに、当該のメイドさんが読んでいることを願って。

高上代表 佐藤一行

 

 

 

 

関連記事



カテゴリ:
タグ:,



関連記事