TOEIC?満点。990点への旅~序章~


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公開するつもりなどなかった。たとえ満点を取ったとしても。TOEICの990点ということに、私は最初、そんなに重きを置いていなかったのだ。一方で、そう思っていたこととは裏腹に、もしTOEICで990点を取れたら

別の仕事も始めよう。好きな漫画を英語でもっと読もう。毎日もっとたくさん眠りたい。数学の勉強をもっとしたい。好きな音楽にも取り組みたい。あの人に会いに行こうか。海外旅行に行きたいとは全く思わないんだけれど。

TOEICで満点を取ったらという条件の元、非常に多くのことを楽しみにしていた自分にもまた驚く。

そんな私の回顧録。

序章 TOEIC満点を目指した理由。

もう10年以上前の話になる。

今や昔のTOEIC。

私が初めてTOEICを受けたのは、まだTOEICも旧式のころ。私はまだ大学生で、誰に英語を習えるわけでもなく、初めて受けたTOEICも560点だったと記憶している。酷いものだ。それもそのはず、当時の私はまだ英語を生業にして生きていこうなどと決めてはいなかった。当時、TOEICといえばブームが来る直前であり、文法の間違い探しが出ているような今よりも大分旧型の試験。トリプルパッセージはおろか、ダブルパッセージもまだ登場していないような形式であった。まだ日本の最高得点者が満点ではなく、985点であることもしばしば。

 

風変わりな大学生

私はというと、一目見ればもう華やかな大学において、浮かれて楽しく大学生活を送る多くの大学生たちをしり目に、一人黙々と自分を鍛え上げ、今ほどではないにせよ、英語の勉強もしていた。

そんな折、少しづつではあるが、自分の将来について漠然と想いを描くようになり、英語が得意な気がするから、英語の勉強を更に頑張ろうかなぁと思い始めるようになった。

 

指導者はいない。

当然ながら、過去の私には、現在の私という講師はその近くにいなかった。資格試験の対策を教えてくれる者も居なければ、周りで英語の勉強を真面目にしている者も居ない。当時から、虚無を打ち破るのは真摯な努力であると思っていた私は、携帯電話も持たずに、日々自分の道を突き進み始めたのである。

英検準1級にも受かった。TOEICは在学中に形式が変わり、文法の間違い探しがなくなり、リスニングの形式も変わった。

単にキムデギュン氏の問題集を何回も解くとか、そういう勉強方法しかわからなかったが、私は私なりに頑張っていたと思う。

英検準1級にも受かり、TOEICでも875点を取った。

道は険しくなっていく

しかし、経験されている方もたくさんいるであろう。英語の学習とは、ここから伸びていけるかが分かれ道になるのである。英検準1級も、TOEIC860点越えもいわばまだセミプロの段階。

帰国子女の中学生の中にはTOEICで900点を超えている子もたくさんいるのですよと、英語の講師バイトを探していて言われてショックを受けたこともあった。

ただ、そうやすやすと引き下がる私ではない。英語で食べていく以上、英語の腕をさらに磨く必要がある。だからこそ、大学卒業時にはまだなしえなかったこと。英検1級合格 通訳案内士取得 TOEIC990 この3つを目標にひとつづつ進めていこうと誓ったのである。

こうして大学を卒業した私は、英語の道に邁進することになった。誰に勧められたわけでもない。誰に頼るわけでもない。ただ自分の意思によって。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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